はじめに
私は昨年12月に早期胃がん(ステージI)と診断されました。
今年1月に内視鏡手術を受け、3月に完治の言葉をいただくまで約4ヶ月。
今まで大きな病気とは無縁でしたし「がん」と言う病名に対するショックは大きかったです。
小さな子どももいますし、マイホームを建てて4年。
夫婦で住宅ローンを折半しているため貯金も多くはありませんでしたし、費用がいくらかかるか心配でした。
診断から完治までに支払ったお金の合計
私が診断から完治までに病院に支払った金額は以下の通りです。
合計金額は17万271円でした。
<費用内訳>
日にち | 通院または入院、検査等 | 支払額 | 備 考 |
12月前半 診断日 | 通院(検査結果、診断告知) | 220円 | |
12月後半 | 通院(胸腹部 CT検査) | 8,410円 | 転移の有無の検査 |
1月後半 | 入院 内視鏡手術等 | 139,631円 | 差額ベッド代55,000円含む |
1月後半 | アメニティ代 | 2,090円 | 寝巻き、コップ、ティッシュ、歯磨きセット |
1月後半 | 文書料 | 3,300円 | 療養休暇申請にあたり職場に提出する診断書 |
2月後半 | 通院(生検の結果) | 220円 | 内視鏡手術時に実施した生検の結果 |
3月前半 | 胃カメラ | 9,580円 | 手術部位が治癒しているか調べる検査 |
3月前半 | 文書料 | 6,600円 | 医療保険、がん保険請求用の診断書 |
3月後半 | 通院(生検の結果) | 220円 | 3月前半の胃カメラで実施した生検の結果 |
合計 | 170,271円 |
※差額ベッド代
個室への入院を希望した場合に1日あたり生じてくる費用のことです。
私はトイレ、シャワールーム付きで1日11,000円の個室を希望しました。
※治療内容について
私の場合、CT検査で転移が認められなかったため、抗がん剤治療は行っていません。
※医療費
限度額適用認定証を予め発行してもらっていたので、入院医療費については約8万円の支払いで済んでいます。
いかがだったでしょうか。
早期で見つかったため、個人的には意外と費用はかからなかったかなという感想です。
個室を希望しなければ総額11万5千円くらいです。
ちなみに、入院保険やがん保険について
私は、入院保険とがん保険を契約して6年位で初めてがんと診断されました。
かけていた保険料は入院保険とがん保険を合わせて月4,620円です。
その後保険料を請求し給付金を受け取っていますが、掛けていた期間が比較的短かったので、給付金を受け取った時点で支払った金額を差し引いても大幅にプラスになっています。
ただ、一般的には30代までにがんと診断される確率はそれほど高くないので、ある程度貯金があって医療費等を支払うことができれば入院保険やがん保険を掛けていなくても乗り切れるのかもしれません。
一時的に支払った医療費も、高額療養費制度などの社会保険制度で所得区分に応じた自己負担限度額以上に支払った分が後日支給されます。
限度額適用認定証を持っていれば、自己負担限度額以上は支払わなくてOKです。
私の場合、入院した月は自己負担限度額約8万円が適用されていました。
3ヶ月以上高額療養費の支給を受けた(又は限度額適用認定証を使って自己負担限度額を負担した場合)場合、4ヶ月目からはさらに限度額が軽減されます(大体半額程度になります)
上記のように社会保険である程度負担は軽減されるため、保険は不要と言う話を聞きますが、いつ病気になるかは誰にも分からないので何とも言えないですね。
一つ言えることは、やはり日頃の健康管理と早期発見が大事と言うことです。
早期に発見されれば治療期間が短く済み、治療内容もより簡単になります。
結果的に家計への負担も軽くなります。
健康診断を定期的に受けること、精密検査が必要になった場合はお早めに受けることをお勧めします。
私の経験が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
今度、入院保険、がん保険で受け取った給付金についても書きたいと思います。
それでは今日はこの辺で。